2019冬のおすすめワイン【赤】

2019年12月15日

年を追うごとに洗練されていく【フォジェール・ジャディス  2014】

Faugeres Jadis
フォジェール・ジャディス  2014
Domaine Leon Barral
ドメーヌ・レオン・バラル <ラングドック=ルーション>
カリニャン35%|サンソー35%|グルナッシュ30%


STORY


造り手は『ドメーヌ・レオン・バラル』。 祖父の名で父の代までは協同組合に葡萄を全量売っていた。1993年に現当主ディディエ・バラル氏と兄のジャン・リューク・バラル氏が畑を引き継ぐと同時に、実家に隣接する醸造施設を購入し、醸造・元詰めを開始。1994年ヴィンテージでラングドック=ルーション地方を代表する造り手としての名声を得た。


THOUGHT


緑に囲まれた自然な生態系で育むという葡萄栽培を守り抜き、世界中のワインラバーからは常に注目を寄せている。 既に尊敬に値する素晴らしい作り手へとなっているが、実験精神が旺盛で高い理想に向かって努力を惜しまないディディエ氏は、挑戦的に醸造方法を変え、現在では醸造段階でのSO2は一切使用せず、外的な農薬や化学肥料の影響などを廃止。 ビオディナミ以上の自然派農法を行いながら、毎年洗練された最上のワインを造り出している。


TASTE


味わいはミネラリー、力強くコクのあるボディは吃驚する程とにかく美味しい。 エレガントで滑らか、なのにしっかりとした果実味と凝縮感を持ち合わせ、すべての要素が高いレベルでまとまっている。 贈り物としてお渡しても喜んで頂ける1本だと思います。 こちらの『フォジェール・ジャディス』はボトル提供の他、12/22〜12/25のXmasコースではメインディッシュに合わせてグラスでもお楽しみ頂けます。