CROSS TOKYOではビオワインやビールの他に、薬草の生命力と古人の智慧をお酒に浸漬させた薬膳酒(ハーブリキュール)をお楽しみ頂けます。 15種あるシングルリキュールに加え、シングルの中からプロが絶妙な加減で調合したブレンドリキュールを常時7種ご用意しております。
西洋ではローマ時代、アジアでは紀元前から、様々な地域で健康維持に役立てられていたという薬酒。 薬膳やハーブの薬味成分を醸造、醗酵、浸漬を通してお酒に移行させ、その薬味の効果を得る事が出来ると言われています。
今月の薬酒は”万病を治す?”ビワの葉
葉月。 早くも酷暑ムードが漂う今日の東京。 夏はまだまだこれから!そこでこの盛夏8月を乗り切るためのエッセンスとしておススメの『ビワの葉』をご紹介します。
バラ科ビワ属【枇杷の葉】別名ビワヨウ。 枇杷の名は葉っぱの姿が楽器の『琵琶』に似ている事から名付けられました。 実はこのビワの葉、単なる葉っぱではありません。 古来より咳を鎮めたり、痰を除いたり、胃を丈夫にしたり、体の余分な水分を排泄したり、鼻づまりの解消や鼻の炎症を鎮めるためにも用いられてきたりと<“万病を治す”不思議な力がある>として、とても重宝されてきた薬草なのです!
朝夜・屋内外などの温度差の激しいこの季節。 喉や身体の調子が優れないという方には是非お勧めです。 また、ビワの葉を煎じた汁を皮膚炎や汗疹に湿布したり、浴用料としても用いられてきたという意味でもこの時期にぴったりな薬酒と言えます。さらに江戸時代には、ビワの葉に数種の生薬を配合した『琵琶葉湯』が暑気払いに用いられており、庶民の夏の飲み物として人気があったそうです。
CROSS TOKYOでも “スッキリまろやかで飲みやすい” と大評判!烏龍茶、ほうじ茶、どくだみ茶に近い味で、ビワの実のほんのり甘い香りがします。 薬膳酒は全22種。 是非色々試して、それぞれのお好みの薬酒、カラダに合った薬酒を一緒に見つけましょう!