福島会津の生産者を訪ねて

2022年06月08日

赤坂MOSSといわきCWDのスタッフ一行は先日、レストランの定休日を利用して福島・会津若松地方の生産者様方を訪問して参りました。

あいにくの雨模様でしたが、豊かな土壌と美味しい水で育まれた食材や米、それらから愛情を持って丹念に作られた郷土料理やお酒を堪能し、会津の歴史と共に勉強する事が出来ました。

天然炭酸の水|奥会津金山町

地下にて自然の炭酸ガスが程良く溶け込んだ、世界的にも珍しい天然炭酸水の源泉。 明治時代に上流社会で愛飲されていたという大自然からの贈り物は1日に限られた量しか採取する事の出来ない大変貴重なもの。 軟水にして微炭酸のまろやかな口あたり、現在はボトリングされたものを百貨店やオンラインにて購入可能です。

会津 天然炭酸の水 https://www.aizu-tansansui-shop.com/

いわなの里|只見町黒谷

黒谷川上流に位置する電波の入らない癒しの里。 川魚が放たれた釣り堀は魚が目視できる程の清流で、臭みのない美味しいイワナや手打ち蕎麦、オーナーさん達の気さくなおもてなしを堪能。 冬は雪に覆われるこの地は、緑豊かな春のアウトドアシーズンから秋の紅葉まで折々楽しめます。 晴れた日にゆっくりと過ごしたいです。

いわなの里 https://iwananosato.com/

目黒麹店|只見町

明治32年創業の老舗麹店。 只見川の美味しい水で作られる味噌は、100年以上に渡り継承される秘伝製法で作られる、麹の香りが口いっぱい広がる会津味噌。 豪雪地帯ならではの低温熟成が味噌のコクと旨味に更なる深みを与えます。 珍しい青豆味噌など数種を食べ比べさせて頂きました。 五代目から始めたモチモチ製麺にも注目。

目黒麹店 https://megurokouji.com/

ねっか|只見町

只見の米農家を中心に只見の米と水で作り上げた米焼酎『ねっか(NEKKA)』は、先祖伝来の土地を守り続ける農家様が育てた酒米と福島県産酵母を用いる。 日本酒の醸造技術を土台とし2017年から酒造りを開始。 既に国内外コンクールで金賞や最高賞を受賞するなど高い評価を受けているのも納得のスッキリかつ深い味わい。

ねっか NEKKA https://nekka.jp/

末廣酒造|会津若松

歴史的建造物にも指定される趣ある蔵は100余年の歴史をもつ木造建。 日本酒が出来るまでの酒米作りや作業工程のご説明を受け、貴重な古酒の眠る蔵、昔の酒造りに用いられた道具の展示室や、今もそのまま残る昔の主人の住まいを見学。 併設の酒造ショップで日本酒やスパークリング、古酒や梅酒まで試飲させて頂きました。

新鶴ワイナリー|会津美里町

令和元年誕生の新進ワイナリー。 新鶴町所有建物を改築し作られたお洒落な空間で、新鶴地域で栽培された葡萄を使った『会津ワイン』やスチューベンで作る甘口ワイン、地元産林檎のシードルを醸造・手作業で瓶詰めを行い販売されています。 様々なワインの試飲や醸造所も見学させて頂きました。 今後の展開が楽しみです!

新鶴ワイナリー https://www.aizucoshell.com/

長谷川純一さん|会津若松

ネットリとした食感が特徴の『小菊南瓜』や食味の優れた『余蒔胡瓜』などの会津伝統野菜を育てる農家様。 先人が大切に作り守ってきた伝統野菜を自分の世代で途絶えさせる事はしたくないとの思いで栽培に取り組む他、地元の子供達に会津の農業や野菜について伝え、考えてもらう機会を積極的に作っていらっしゃいます。

会津山塩|北塩原村

平安時代から作られている『会津山塩』は、太古の海水が高温の地下水に溶け出し源泉となった大塩裏磐梯温泉の温泉水を、薪と釜と土鍋で煮詰めて結晶化させた自然塩。 硫酸イオンが多いため海塩とは風味が異なり、ミネラル豊富でまろやかな味わい。 不純物を目視を取り除くなど製造から梱包まで100%手作りの代物です。

会津山塩 https://aizu-yamajio.com/


今回もアテンドしてくださった関係者の皆様、そして会津の生産者の皆様、お忙しい中ご応対頂き誠にありがとうございました!

次回は是非晴れた日に伺いたいと思います…!今後ともチームCROSSを宜しくお願いします。