9月のおすすめ薬酒

2019年09月03日

CROSS TOKYOではビオワインやビールの他に、薬草の生命力と古人の智慧をお酒に浸漬させた薬膳酒(ハーブリキュール)をお楽しみ頂けます。 15種あるシングルリキュールに加え、シングルの中からプロが絶妙な加減で調合したブレンドリキュールを常時7種ご用意しております。

西洋ではローマ時代、アジアでは紀元前から、様々な地域で健康維持に役立てられてきたハーブリキュール。 薬膳やハーブの薬味成分を醸造、醗酵、浸漬を通してお酒に移行させ、その薬味の効果を得る事が出来ると言われています。

今月の薬酒は “有名な万能生薬” オタネニンジン

ニューノーマルで必須になったマスク着用。 そのマスクの摩擦によって引き起こる肌トラブルにはもちろん、食欲の秋の開始のこの時期におススメしたいのが『オタネニンジン』を紹介します。

オタネニンジンは野菜の人参とは全く異なる品種、高級食材としておなじみの高麗人参(朝鮮人参)の根部分を湯通しして乾燥させた生薬。 採取した後の土地は養分を全て吸い取られているので、次に作物を植えるのに10年も休ませなければならず「貴重」と言われるのも納得です。

カルシウム・鉄分・カリウム・アミノ酸・ビタミンB群など100以上の栄養素を含み、滋養強壮・肥満予防・抗アレルギー・精神安定・アンチエイジングと多様な効果をもたらします。 中でも【サポニン】という成分は活力向上や美容効果、リフレッシュ効果があると言われ、高麗人参におけるサポニンの含有量は圧倒的で世界中で人気の健康食品となっているだけでなく、美容大国韓国を筆頭に美容品にも高麗人参が配合されるケースが増え始めています。

漢方薬と中国茶を混ぜたような風味で、 “THE薬酒”と言えば創造し易い独特の苦味で『身体に効いてる!』と感じられます。(モノは言いようです!)美味しいと感じる方、飲みにくいと感じる方、この苦味がクセになっちゃった方、といますが、トニックで割って絞ったレモンを効かせたりする事で飲みやすくなり、お食事と一緒にもお楽しみ頂けます。 是非色々試して、それぞれのお好みの薬酒、カラダに合った薬酒を一緒に見つけましょう!