4月のおすすめ薬酒

2019年04月05日

CROSS TOKYOではビオワインやビールの他に、薬草の生命力と古人の智慧をお酒に浸漬させた薬膳酒(ハーブリキュール)をお楽しみ頂けます。 15種あるシングルリキュールに加え、シングルの中からプロが絶妙な加減で調合したブレンドリキュールを常時7種ご用意しております。

西洋ではローマ時代、アジアでは紀元前から、様々な地域で健康維持に役立てられていたという薬酒。 薬膳やハーブの薬味成分を醸造、醗酵、浸漬を通してお酒に移行させ、その薬味の効果を得る事が出来ると言われています。

今月の薬酒は”1番メジャーで万能な生薬”クコ

季節の変わり目で生活環境が変わる事も多い春はストレスや不安を感じやすい時期。 このストレスが溜まると肝の機能が低下し、消化器系の不調や疲労感、イライラ、憂鬱という様々な不調が現れるようになるといいます。 4月は肝機能向上にオススメしたい薬酒『クコ』をご紹介します!

杏仁豆腐のトッピング、薬膳鍋や中国粥のアクセントとしておなじみのナス科の落葉低木の実クコ。 欧米では『ゴジベリー』とも呼ばれ、近年は美容やアンチエイジングにものすごいパワーを持つスーパーフルーツの1つとして人気なのですが、その歴史は非常に古く、中国では約3000年前、日本でも平安時代から取り入れられてきたそうです!

クコに多く含まれるアミノ酸の一種『ベタイン』は、肝機能向上に効果が期待されており、脂肪肝や肝臓への脂肪の蓄積を予防したり、肝炎、肝癌への進行を抑制するといいます。

肝機能以外にも、新陳代謝促進、強精強壮、アンチエイジング、動脈硬化、神経痛、リウマチ、関節炎、消化器官、眼病予防、皮膚病、冷え性、二日酔い、手術後の回復…とまさに万能。 クセのない甘い味と香りで当店でも人気薬酒の1つです!

是非色々試して、それぞれのお好みの薬酒、カラダに合った薬酒を一緒に見つけましょう!