恋するシェフの全国紀行 〜北海道枝幸編〜

2019年03月07日

これまで頂いた様々なご縁から、日本各地を訪れてはその地で出合えた地元の逸食材に存分に“恋をして”料理の創作へ繋げているCROSSグランシェフ増山。

今回ご縁を頂いたのは、北海道枝幸(えさし)町。 北海道に詳しい方でないとご存知ないかもしれませんが、北緯45度の北半球のど真ん中に位置する枝幸はオホーツク海と大自然豊かな森に四方を囲まれ、鮭、鱒、帆立、タコなどが有名な漁業の町。

中でも漁獲量日本一を誇るのが『毛蟹』。 枝幸漁港では8cm以上の甲羅が堅い”堅がに”の雄のみを漁獲するという規則の他、甲羅の色や堅さなどの絶妙な違いを漁師さんたちが手にとった感覚で瞬時に見極め、漁期終了後には資源調査を行い、翌年資源量に見合った漁獲をしています。

昨年の当店のクリスマスディナーの冷前菜で登場したのがまさにこの枝幸産の毛蟹。 旨味とコクが強く、大きさや身入りにおいてもとても高いクオリティを誇っています。

今回はシェフとワイン料理研究家の大橋みちこさんが毛蟹をはじめとした帆立・鮭・タコ・カスベ・イクラなどの地域食材を活用した新メニューの開発に携わらせて頂き、お披露目を兼ねて現地訪問に伺って参りました。

さて、4月に22度目を迎える恒例レストランイベント【グルマン×ワインノムリエの宴】ですが、実は次回は何とこの<枝幸町とのコラボレーション企画>なんです!

この度のご縁から、枝幸町のPRも兼ねて地元食材を使った料理を東京の方々に振る舞うイベントを開催する運びに。 “3月〜4月前半に獲れる毛蟹は最高だ!”という話から“それなら4月が良いね!”との意向が決まり、これまで企画を温めて参りました!

枝幸の素晴らしい海産物や春食材、お肉などをペアリングワインとともに存分にお楽しみ頂ける予定です!詳細については改めて発信致しますのでよろしくお願い致します!