3月のおすすめ薬酒

2019年03月03日

CROSS TOKYOではビオワインやビールの他に、薬草の生命力と古人の智慧をお酒に浸漬させた薬膳酒(ハーブリキュール)をお楽しみ頂けます。 15種あるシングルリキュールに加え、シングルの中からプロが絶妙な加減で調合したブレンドリキュールを常時7種ご用意しております。

西洋ではローマ時代、アジアでは紀元前から、様々な地域で健康維持に役立てられていたという薬酒。 薬膳やハーブの薬味成分を醸造、醗酵、浸漬を通してお酒に移行させ、その薬味の効果を得る事が出来ると言われています。

今月の薬酒は”ビギナー御用達”レモンバーム

くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、人によっては咳や発熱や肌荒れといった症状も出てしまう「花粉症」。 今や日本人の4人に1人は発症していると言われ、来店されるお客様の中にも花粉症の肩は大勢いらっしゃいます。 3月はこの花粉症にオススメの薬酒『レモンバーム』をご紹致します!

ヨーロッパ南部を中心にアジアまで広く分布するシソ科セイヨウヤマハッカ属の多年草。 レモンのような爽やかな香りのするメディカルハーブです。 花にミツバチが集まる事から、ギリシア語で“蜂蜜”を意味する『メリッサ』とも呼ばれており、ヒステリーや神経性の頭痛、疲労防止効果、不眠症、記憶力の向上にも効果の期待できる<長寿のハーブ>として2000年以上もの間人々に親しまれています。

レモンバームに含まれるロズマリン酸というポリフェノール化合物がアレルギー症状の原因となるヒスタミンの過剰分泌を抑える働きをし、鼻づまりなどの不快な症状を緩和する事から、涙ポロポロ鼻水タラタラのこの時期の辛い花粉症の症状に効果があると言われています。

穏やかで爽やかな香りと、酸味のないほのかな甘みはフレッシュハーブティーとしても人気。 非常に飲みやすいリキュールなのでお酒が苦手な方にもおすすめ。 是非色々試して、それぞれのお好みの薬酒、カラダに合った薬酒を一緒に見つけましょう!